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ふらの瓦版  卯月号2019. 4. 16
3月中旬以降は悪天候に

 今年は年明けから3月12日迄比較的天候に恵まれ融雪が進みました。2月3月と大きな吹雪や大雪も無く春を迎えられると思ったのですが、何と3月13日から3月末迄曇天模様の日々が続き思うように融雪が進みません。我が家の早出しメロンは3月10日に258本定植、温水ボイラで直径20ミリの温水パイプを片側に3本ですから両方で6本の温水パイプ。夜間の気温も20度前後に保ちメロンの生育には欠かせない設備ですね。今年は降雪量も例年の80%程度でしたが曇天模様が続き融雪は思うように進まず、結果的に大地が綺麗に出たのは例年通りとなり春作業も例年通りとなりました。 3月中旬以降になると白鳥の北紀行が始まり我が家の側に空知川(1級河川)が流れ白鳥の休憩地、夕方になると白鳥が流れが緩やかなところに着水、その数は何百羽かと思います。夕方から夜中に掛けて白鳥の井戸端会議が始まり、賑やかな声がシ−ンと静まりかえった大地に響くのです、此の白鳥を狙ってキタキツネが川縁から白鳥を狙うのですがハンティング失敗ですね、4月10日過ぎには白鳥の北紀行もほぼ終わり空を飛ぶ白鳥も極僅かに。3月10日定植したメロンは2回目の摘芯作業が終わり16日から3回目の摘芯作業に、蜜蜂の交配は20日前後から始まり10日程度で受粉は終わり、後は日々大きくなるメロンを見ながら摘果時期を何時にしたら良いか?摘果されたメロンは友人や知人が浅漬けの食材として重宝してるようです。元々はメロン生産者が浅漬けで食していたのですが、何時の間にか広まり摘果した小さなメロンが店先に並ぶようになったのです。以前摘果されたメロンは捨てられていたのですが摘果メロンも高級食材に、3月中旬河津桜から始まった桜も東北迄北上し北海道には4月末?26日頃に函館や松前が開花予報。我が町富良野の桜開花は5月に入ってから開花で正に北国の遅い春ですね、4月20日過ぎには我が家の畑ではトラクタ−での肥料散布が始まり、4月末には玉葱の移植作業が始まるのです。今年こそ良い天候に恵まれ豊作になりますようにと天を仰ぐ日々が続く、今年は年明けから荒れた天候が一度も無かったので何処かで?
何処かで悪天候が襲い掛かって来るかも知れないと思うのは私だけでしょうか?



3月10日定植メロン
16日から3回目の摘芯
作業に入ります
 


北紀行途中の白鳥の一群
昨年作付けされた飼料穀物
デントコ−ンの落ちた実を
食べている


川縁にいる白鳥を狙う
キタキツネですが川と水に
阻まれ白鳥は悠々と泳ぎ
キツネはただ眺めるだけ
   

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