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ふらの瓦版   盛夏号2017. 7. 4
6月は寒の戻りで不安定な天候に

 4月中旬から5月末迄暖かな天候に恵まれた富良野ですが、何と6月に入ると最高気温が15度前後と言う日が1週間も続きました。曇天の日が多く肌寒い日々がその後は暑さ寒さの繰り返しが続き、メロンの成長には良かったのか悪かったのか? 今年のメロンは6月上旬からの寒波の影響か果肉が硬めに仕上がりました。例年ですと収穫時期に入ると触った感じも何となく柔らかいのですが今年はチョイ硬めです。比較的に陽差しにも恵まれ降雨は今の所週一のペ−ス、昨年は曇天の日々が続き多雨傾向となり畑作物には悪影響が出ましたが今年は回避しました。今年の関東の水瓶は順調な降雨で取水制限は回避ですね。梅雨明けも徐々に九州方面から北上し真夏のギラギラした太陽が、今年は偏った天候にならないのかな?順調な天候なら野菜出荷も順調に進み価格は安値傾向?、野菜が豊作なら豊作貧乏で野菜生産農家には大打撃になります。月末にもなると富良野、美瑛の丘は綺麗な深緑に覆われ始め早咲きのラベンダ−のポプリが紫色に、馬鈴薯の花が咲き始め薄紫や白色薄ピンク色の花が丘を覆います。秋撒き小麦はうっすらと黄金色に染まり始めました、私の大好きなビ−ル麦は穂を上げるのは7月中旬頃、秋撒き小麦の穂は青空の下で微風に揺られています、4月末から5月中旬までに移植された甜菜は薄緑の綺麗な列が十勝岳に向かって伸びています、四季彩の丘では観光客で賑わい色とりどりの花が咲き始めました。天気の良い日等は十勝岳をバックにお花畑と山の綺麗な風景写真が写せます、そして観光客の皆様1人1人心の中は思いでの風景が残る事でしょう。7月20日を過ぎると秋撒き小麦の収穫が始まり8月に入ると、琥珀色のビ−ル原料ビ−ル麦の収穫が始まりますね、秋撒き小麦の収穫が始まると北海道の短い夏は後半に入ります。収穫は足早にやって来る北海道の秋の訪れとなるのです。秋撒き小麦収穫後には小麦殻を大きなロ−ル撒きにして(1個約500s前後)大きなロ−ルが丘の至る所で見られるように、8月入ると早生馬鈴薯の収穫が始まります。何とも足早な北海道の秋なのです。8月10日過ぎにはトウモロコシの収穫が始まり、エンドウ豆の収穫も始まり「ニオ」の山がなだらかな丘に並ぶのです。富良野、美瑛を訪れた観光客の皆さんは暫しの憩いの場所として、特に北海道でも富良野、美瑛の丘を旅して頂いたことに感謝します。  本日お届け致しましたメロンは大体の目安としてT字型のツルが萎びて、薄茶色に変色した頃が果肉も柔らかくなり食べ頃となります、リ−フには収穫日と食べ頃を明記して有りますが、地域と保管方法で差が出てまいります一応陽当たりの無い場所で常温保存です。食べ頃になったら2〜3時間前に冷蔵庫で冷やすと良いかと思います、中の種子の部分は糖分が高いのコップに入れ焼酎も入れ、かき混ぜるとメロン酒になります、後は氷り入りで水割りとかロックでお楽しみ下さい。7月の北海道は爽やかな微風が頬を切り何処と無く甘い花の香りが漂います。富良野、中富良野、上富良野、美瑛のお花畑には各種の草花が咲き、開花し始めたラベンダ−畑ではラベンダ−の甘い香りに蜜蜂が吸い寄せられ色んな羽根虫が乱舞してます。一度蜜蜂が採取したラベンダ−の蜜を食してみたいですね。果たしてラベンダ−の香りがする蜂蜜なのだろうか?富良野は6月下旬から纏まった雨が無かったのですが、待望の雨が3日夜半から4日午前中に降り畑作物は生き生きと様変わり、本州の一部では梅雨前線の影響で被害が出ていますが、梅雨の明けた所は猛暑で熱中症多発してます。天候の偏りで農作物への被害が心配です野菜高騰は台所直撃です。



秋撒き小麦が丘から
青空の中に吸い込まれる
(上富良野旭野地区 )


丘の向こうまで続く
馬鈴薯の花(美瑛)
7月10日〜20日頃が見頃


富良野ワイン工場
ラベンダ−園
7月10日前後が見頃
   

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