今年は想像以上の不順な天候で終わりました。収穫最盛期に入ったビ−ト、大豆、馬鈴薯等の収穫作業が大幅に遅れ週に２回は雨が降る。８月１７日から３１日迄の２週間に北海道全域を襲った台風４連ちゃん、９月に天候は回復したものの１０月に入ると再び悪天候に見舞われたのです。美瑛町では１１月１３日現在でビ−ト未収穫作業地が約３００ｈｒ（東京ド−ム８０個分の面積）他大豆、馬鈴薯、人参等も、富良野地区ばかりか北海道全体で収穫遅れ、１１月３日には初雪が根雪になるような豪雪で白銀の世界に、ビ−ト収穫作業等は大型農機具ですが足下が悪く大型機械が入りません。こうなると農業の原点とも言うべき手作業に頼らざるを得ないのです。１２月２日現在どの程度の収穫が終わったか分かりません、未収穫の大豆は雪に埋もれ収穫が出来ない？と言うより雪の下になり収穫放棄ですね。今年８月台風４連チャンでの農家の被害額は幾らになるのか？
南富良野町（幾寅）のポテトチップ工場が水没し機械は全滅、その後全ての機械を取り出し新品と交換、壁、床も全て清掃し１２月１日から操業を開始しました。工場の災害復旧に約１５億円の費用が掛かったそうです。１２月１日は朝から雨模様になり夜半迄続き翌朝から吹雪模様の１日です。車で走ると時折猛吹雪に遭いホワイトアウト状態 、こうなると車を止め視界が開ける迄待つのが大事なのです。無理して走ると自損事故や対物事故に繋がる可能性が高くなる事に、
北海道は例年より１ヶ月以上早い根雪で野も山も白銀の世界に入りました。大地は来春３月の雪融け迄長い眠りに就き大地の充電期間に、ラベンダ−の丘も白い綿帽子を被りとても暖かそう、丘の落葉松林を吹き抜ける冷たい北風に落葉松は小枝を震えさせています。小枝の震えが大地に伝わり大地は心地良い子守歌に聞こえてのかも知れませんね。今年１年を振り返る時期になりましたが春の農作業は例年よりチョイ遅れで始まり、春の農作業が終わった５月末から６月上旬に入ると低温と長雨で日照不足に、特に十勝地方の穀倉地帯が大きな被害に遭いました。小豆等豆類は例年の３５％位の収穫量との事、今年の北海道産農作物でも軟弱野菜が台風被害で高騰、例年の５割から倍の値段で販売されてます。野菜高騰は今年の長雨やら台風が本州方面の野菜地帯も直撃でしたから、北海道野菜には止めの台風４連チャンで大被害、此処で問題になるのが隣国から輸入される野菜等ですね。大手のス−パ−等では隣国から輸入して安い野菜を販売してるようですね。毒劇物てんこ盛り残留農薬一杯の野菜等はお買い求めにならないようお願い致します。先日のテレビニュ−スでご存知かと思いますが今から旬の「上海蟹」から猛毒のダイオキシンが検出されました。もう既に日本に入ってる可能性も有るとの事（中国当局が一時輸出差し止め）、原因は湖沼で養殖されている上海蟹が廻りの工場から排出される鉱業用水の垂れ流しだそうです。中国産の鰻の餌には成長ホルモン剤と抗生物質が混ぜられ給餌されている、加工されて輸入されてス−パ−で特売等の目玉商品に、隣国２国からの生鮮野菜も加工食品も安心安全は有りません。