我が家の玉葱の収穫作業は８月２６日から始まりました。今年の作物で玉葱、馬鈴薯は例年より豊作型のようですが、水稲は例年より多少の減、南瓜は小玉傾向に個数が少なく収量減、西瓜等はやや小玉傾向で収量減となりました。７月２０日前後から収穫された小麦は豊作傾向でトウモロコシ、人参等も例年並み、これから収穫が本格的に始まる米やビ−ト等の結果は１１月正確な発表待ちです。我が家の玉葱収穫は順調にと思いきや９月２日午後からの降雨は台風１７号１８号の影響で畑は冠水しました。この台風は本州方面に多大な被害を特に関東方面が甚大な被害に、河川の堤防決壊で田畑が水没したり民家が流されたりで何万人も被災されました。テレビの映像を見ると３．１１の三陸沖大地震の光景のようでした。この災害に会われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。近年地球温暖化で極端な気候が世界各地で頻発していますね。これも我々人類が豊かさを求めた結果なのでしょうか？台風１７号１８号の北海道への影響は大雨や強風被害となりました。特に太平洋沿岸各地に被害が集中したようです。この台風が遥か北太平洋上に抜け天候が回復したのは５日、畑は大雨の影響で我が家の玉葱収穫作業は８日から始まり１０日午前中に終りました。昨年は９月６日で玉葱収穫作業終りましたからね。今年は台風に泣かされ４日遅れで作業終了、今は玉葱畑に来年の為に秋肥料（有機質肥料）散布作業に心土破砕作業が順調、この後は来年作付けされるメロンハウスの作業が１０月２０日頃迄続きます。９月２０日前後には北海道の最高峰、旭岳や黒岳に初冠雪が記録される事になるかと思います。旭岳の高原平は早くも紅葉に染まり始め、訪れた観光客に旭岳や黒岳のゴンドラから一足早い紅葉のプレゼントです。富良野、美瑛の丘は只今馬鈴薯や人参の収穫に秋撒き小麦の播種作業が早朝から夕方迄続き、秋のパッチワ−クの丘が夏とはチョイ違う風合いを見せています。 ９月に入ると富良野、美瑛の丘観光も少なくなり、すれ違うレンタカ−が少なく夏の間賑わった富良野、美瑛の丘は静寂の中で農作業が行われています。早出しされた人参や秋撒き小麦の後作に緑肥作物の向日葵が今綺麗に開花しました、今時になると廻りの草花も終盤になりますから、この向日葵に蜜蜂等が群がり花粉や蜜の採取ですね。特に南側の斜面ですと太陽の光と共に北風を遮ります。晴れた日などこの南側の斜面にいる限り真夏のような暑さになっています。向日葵の花を観察していますと花粉まみれの蜜蜂がまるで短い夏を謳歌しているようです。花粉まみれの蜜蜂は巣箱に戻ります。花粉は蜜蜂の餌になり、花粉と蜂蜜を巣の中でため込み来たるべき冬の食料となります。春の連休はゴールデンウィークで秋の連休はシルバーウィークとか呼ばれていますが、この休みで皆様は何処に出掛けられましたか？私のような農業者に休みはありませんね、何たって収穫の秋は春の蒔き付け作業と同じ収穫作業に追われる日々となります。